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混合歯列前期(永久歯が生えかわる頃)に行なう主な目的は、
①移植したところに歯が生えてきたり、歯を動かすことが出来るようにすることや、
②裂部に隣在する歯を支える骨を増加させて長期に亘り機能させることにあります。
一方、成長完了期に行なう骨移植の目的は、
①拡大した上顎歯列弓の後戻りの防止と、
②獲得した永久歯咬合の保持にあります。
治療経過ならびに手術術式 (保険診療)
一番上の段 :治療前
上から二段目:上顎歯列弓の前方&側方拡大
上から三段目:左:粘膜を剥離、中:腸骨海綿骨細片を顎裂に充填、
右:粘膜を縫合
一番下の段 :骨移植3週後
骨移植前後のX線所見
左:骨移植前、右:骨移植3か月後
混合歯列期に骨移植を行なった後は、
永久歯にすべて生えかわり、一番奥の12歳臼歯までが生え揃うのと、
顎骨の成長の見極めをするために経過を観察します。
口唇口蓋裂に関する研究発表
顎裂部骨移植の術後合併症には、移植骨の露出や感染、創哆開が挙げられます。
感染の対策として、術前に、慢性辺縁性歯周炎、慢性根尖性歯周炎、顎裂部の埋伏歯、鼻炎・副鼻腔炎などに対する治療を行っておくことが重要です。
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